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荻原博子の「やさしいマネー日記」

経済ジャーナリストの荻原博子が、日々の出来事をつづります。

花粉症デビューしてしまいました。

ついに、花粉症デビューしてしまいました。
鼻がぐずぐずするので、風邪を引いたのかなと思っていたのですが、熱も無いし身体も痛くないし喉も大丈夫…花粉症のようです。
まだ、軽いので、医者に行くほどではないのですが、ひっきりなしに鼻をかむので、テレビに出ている時などは、そのたびにメイクさんにお願いして化粧をなおしてもらうので大変です。
市販の治療薬を買っていますが、来年の確定申告の医療費控除用に、しっかりと領収書をとっておかねば…。


サラリーマンも、医療費控除!

確定申告が、始まっています。
サラリーマン家庭の注目は、何といっても医療費控除。年間10万円以上の医療費がかかっていたら、確定申告で払いすぎた税金を取り戻すことができます(所得が200万円未満は、その5%を超える医療費が対象になります)。
しかも、医療費控除は、家族全員の分をまとめて申請できます。たとえば自分が8万円、妻が5万円、子どもたちが9万円の医療費を年間に使ったとするとトータルで22万円。ここから10万円を引いた残りの12万円が、医療費控除の対象になります。
この場合、申告は、家族の中で年収が最も高い人がしましょう。仮に、OLをやっている娘のが所得税の税率が5%で、父親の所得税率が10%だったとすると、娘が申告するよりも父親が代表して申告したほうが、税金は2倍多く戻ってきます。
忙しくて、3月15日までに申請できなかったという人でも大丈夫。サラリーマンは還付申告なので、確定申告期間内でなくても5年以内に申告すれば税金を戻してもらえます。ですから、3年前に大病をして、その時に病院に支払ったお金の領収書があるといった方は、今からでも遅くないので、確定申告しましょう。
医療費は、たとえ一緒に暮らしていなくても、仕送りしているおじいちゃん、おばあちゃんなど、生計が同じとみなされる人なら、遠くに住んでいても合算することができます
基本的に、治療するために使ったお金であれば、医療費控除の対象になります。ですから、通院や入院だけでなく、風邪を引いて治すために薬局で買った風邪薬もOK。ただし、治療はOKですが、風邪を引かないように薬局でビタミン剤を買って飲んだというようなケースは、予防ということで認められません。マスク、熱ざまし用シート、健康増進器具、サプリメントなどもダメです。
申告するには、基本的には領収書が必要ですが、病院にバスや電車で通う場合、そのたびに領収書を書いてもらうというのは大変。こうしたものは、家計簿の記録などでも認められるケースがあるので諦めない!
確定申告の書類を書くのが面倒という人もいますが、今は、インターネットで必要事項を打ち込めば、しっかり計算された用紙ができて、それをプリントアウトして出せばよいようになっています。国税庁のホームページから、確定申告書作成コーナーに入ると、eーTaxで電子申告にするか書面提出にするかを選ぶようになっています。eーTaxはあらかじめ手続きが必要なので、書面提出をお勧めします。問われるままに書き込みをして、最後にボタンを押せば、確定申告用紙上に計算され書き込まれたものが出てきます。これをプリントアウトして、資料を添付し、郵送すればいいだけです。
もし、10万円以上の医療費がかかっている人は、試してみましょう。

足りない学費は、ここで用意!

試験シーズン、入学する学校も決まり、やれやれというご家庭も多いことでしょう。
ただ、受かったはいいけれど、頭が痛いのは入学金。それに続く、授業料。大学の場合だと、国立でも4年間でなんだかんだで500万円、私立だと700万円はかかりますから、現金で用意するのは大変でしょう。
教育資金を考えるとき、まず検討したいのが、独立行政法人日本学生支援機構(旧・育英会)に奨学金制度。主に優秀な学生なら無利子、普通の学力の学生でも学校に貸し出し枠があれば低利の融資が受けられます。利率が全期間固定方式だと1・57%、5年ごとの利率見直し方式だと0・8%です。
奨学金だけでは足りない、または応募の枠がいっぱいで借りられないという人は、国の教育ローンを借りるといいでしょう。貸付額は1人300万円までで、返済期間は15年以内。利率は、2・65%(1月15日現在)。連帯保証人がいない場合には、別途、㈶教育資金融資保証基金の保証料が必要となります。
ただし、所得によって借りられなくなる上限があります。
会社で財形貯蓄をしている人は、財形の融資も使えます。現在している財形貯蓄残高の5倍以内、10万円以上450万円まで。返済期間10年以内で、金利は固定で1・97%です。
国の教育ローン、財形貯蓄融資で足りなければ、比較的金利が低い労働金庫やJA、信用金庫などを検討してみるといいでしょう。

新刊でロンブーのアツシさんにお会いしました。

先日、幻冬舎より「荻原式デフレを乗り切るマネー術」という新刊を出しました。
これが、自分で言うのもなんですが、以外と話題になっていて、先日、ロンブーのアツシさんのラジオ番組に呼ばれ、「デフレの時にはどうすればいいのか」というお話をしてきました。
基本は、「借金減らして現金増やせ」。「家計を見直してゆとりが持てるようにする」「投資はしない」ていうことで、このコラムでも再三書いてきたので、みなさんにとっては目ウロコの話ではないかもしれませんが、夏から秋にかけて、けっこう苦労して書きましたから、もし本屋で見かけたら、パラパラとでもいいですから見てください。

年収103万円以下なら所得税はかかりません。

パートで働いている方から、所得税を引かれていないので、確定申告で税金を納めなくてはいけないのかという問い合わせが来ました。
パートで働いている場合には、収入が103万円を超えると所得税を納めなくてはならないことになっています。この場合、会社で引かれているはずですから、源泉徴収票でチェックしてください。もし、所得税を引かれていないとしたら、課税対象にならない103万円以下なのではないでしょうか。
パートの収入が年103万円を超えると、所得税を払わなくてはならないし、配偶者控除も減ります。ただ、確かに支払う税金は増えるかもしれませんが、家計トータルでの収入は、普通の収入の家庭なら103万円を超えても増えていきます。
ただ、103万円の壁は超えてしまっても平気ですが、その向こうにある130万円の壁については、超えるかどうかをしっかり考えたほうがいいでしょう。
なぜなら、収入が130万円を超えると、今まで夫の扶養家族だったので支払わなくてもよかった国民年金の保険料、国民健康保険の保険料を、支払わなくてはならなくなるからです。2つ合わせるし、20万円を超えます。
妻の収入が129万9999円までだったら支払わなくても良かった20万円超の大金を、130万円になったとたんに支払わなくてはいけないのですから、これは家計に取ってもかなりの負担。
これだけの保険料を支払って、なおかつ家計をプラスにするには、妻の収入は160万円以上は必要。つまり、これくらいまで稼ぐことができるという自信が無ければ、チャレンジしないほうがいいかもしれません。

「荻原博子のデフレを乗り切るマネー術」という本が出ました。

デフレは、まだまだ続きそう。
給料も、まだまだ下がりそう。
このままだと、家計が大変!
ということで、幻冬社から「荻原博子のデフレを乗り切るマネー術」という本を出しました。
このデフレを乗り切るには、どうすればいいのか。今、やってはいけないこと、やらなくてはいけないことを、わかりやすくはっきりと書きました。
まあ、このコラムでいつも書いているようなことですが、もし、本屋で見かけたら、立ち読みしてみてください。目次を読むだけで、どうしたらいいのかがわかるようになってます。

今年も、給料が不安!

春闘の季節となりました。
昨年は、ボーナスカットで大荒れの春闘でしたが、今年は、加えて定期昇給もなしというところが増えそうです。
定期昇給をするか人員カットをするかなとどと迫られて、組合も、弱腰になってしまっているようです。
大手企業で定期昇給が無いということは、中小企業では給料そのものが下がる全長と言えるでしょう。しかも、正社員の給料が上がらないということは、正社員の下の待遇になりがちな派遣やパートの方の給料は下がるということになりかねません。
給料については、昨年以上に厳しくなるご家庭が増えてくることでしょう。皆さん、今からしっかり家計を見直して、少しくらい給料が下がっても何とか持ちこたえられるようにしておきましょうね。

GWに使えるJAL株主優待!

JALがついに経営破綻し、会社更生法の適用を受けることになりそうです。
現状では、株は紙くずになってしまいそうですが、現在ある株主優待券は、5月末日まで使えます。
株主優待券とは、国内線の飛行機代が半額になる優待券。たとえば、東京~福岡だと、片道運賃は3万6700円ですが、株主優待券を使うと半額の1万8350円になります。しかも、何日も前に予約しなくても、株主優待券があると、その場で安くなります。
その株主優待券が、JALの上場が廃止になるということで株主がパニックになり、金券ショップに大量に売られました。そのため価格が暴落し、それまで7000円くらいしていたのに、一時は2000円を切る価格まで下がりました。私の知人などは、1700円で買ったとのことでした。
株は上場廃止になっても、すでに発行済の株主優待券については、5月末までは使えますから、今年はゴールデンウイークに飛行機で遠出するという人は、以外とおトクかもしれません。
ただし、このことはテレビでしゃべってしまったので、現在、また価格が上がって3500円から4000円になってしまっていますが…。
ちなみに、マイレージについては、政府の方針としては存続されます。これからも継続して使えるようにしておかないと、航空会社としての客の信頼をつなぎ止められないから。各種割引についても、当分は存続される見込みです。

退職したなら、手元資金は大切に!

正月も無くバタバタとしていて、すっかりブログもご無沙汰でした。

その間に、いろいろな問い合わせが来ていました。
昨年末、会社を辞めたのですが、退職金でローンを返すべきかどうかで悩んでいるという方からメールをいただきました。
確かに、デフレの中の借金は怖いので、返せるものなら返したほうがい。けれど、失業中というなら、ちょっと事情はちがってきます。失業中なのに、繰り上げ返済で手元資金が無くなってしまうと、これは不安です。会社を辞めてまだ次の職が決まっていないなら、とりあえず、しっかり目減りさせないように手元に資金を置いておきましょう。手元にお金がないままに失業状態が続くと、金利の高いお金を借り入れなくてはならないような状況が出てくるかもしれないからです。
まとまったお金を退職金としてもらえるようなら、少しでも利率が良い預金に入れたほうがいいです。
ネット銀行だと、金利は少し高くなっていて、1000万円だと7万円近く利息がつくところもあります。確かに、ネット銀行だと手数料をとるところもありますが、利用の仕方によっては手数料がかからないところもあります。よく聞いてみましょう。また、銀行が破たんした場合には、1000万円と利息までしか守られません。守られたとしても、破綻後にすぐこのお金が手元に戻ってまくるとは限りません。
ですから、全部預けてしまうのではなく、普段使っている銀行に少し分けて預けておくほうが安心かもしれませんね。

楽しい年末年始を!

今年も1年、ありがとうございました。
といっても、あと1日あるのですが、明日は、掃除などでブログを書けそうもないので…。
年末年始は、宴会が多くて大変だという方が多いようです。
もし、幹事をしなくてはならなくなったら、ネットの「ぐるなび」の“スーパーらくらく幹事さん”というサービスを使うといいですよ。店探しから予約代行まで、オペレーターが無料でお手伝いしてくれます。(http://s-raku.gnavi.co.jp/)
また、お店は、カードで5%引きのところを使うとお得。
たとえば、白木屋、魚民、笑笑、日本やなど全国1300店舗ある㈱モンテローザのモンテカードは、入会金、年会費無料で飲食代金が5%引きになります。
「和民」などをやっているワタミグループの店でも、5%引きになるワタミふれあいカードを出しています。こちらも、入会金、年会費は無料。
ただ、あまり飲み過ぎて、体調を崩したりしないように。
よいお正月を迎えてください。

1月から、火災保険料が値上がりする?!

1月から、火災保険の区分が変わります。今までの複雑だった火災保険の区分が簡素化されるのでいいのですが、これから火災保険に入るという人は、6割くらいが値上がりになるのではないかと言われています。
ただ、火災保険はパッケージになっているものが多いので、必要ない補償がついているケースもあります。
たとえば、マンションの上のほうに住んでいる人には、床上浸水した時の補償なんて必要ないし、屋根の瓦が飛ばされるなどということもないので台風に対しての補償なども、そんなに必要とは言えないでしょう。
ところが、こうした補償もパッケージになっていて、そのぶん保険料が高くなってしまっているものもあります。
実は、インターネットの中では、パッケージではなく必要な補償だけ買える保険が出てきています。セゾン自動車火災保険の「じぶんでえらべる火災保険(http://www.ins-saison.co.jp/)です。
このサイトで試算してみると、保険というのは、補償を増やせば増やすほど、料金が上がっていくものだということがよくわかるでしょう。

文庫本が出ました。

祥伝社から、「荻原博子の 今よりもっと!節約術」という文庫本が出ました。
節約や家計管理のコツなどをいろいろと書きましたが、特にエクセルで家計簿をつける方法をしっかり書いてあります。
価格も、524円と、節約タイプになってます。
とても可愛いイラストがたくさんあって、描いてくれたのは浅生ハルミンさん。「私は猫ストーカー」(洋泉社)などの著書がある、とてもステキなイラストレーターさんです。
もし、書店で見かけたら、手に取って見てみてください!

旨味が少ない個人向け国債

個人向け国債を買おうかどうか迷っている方から、問い合わせが来ました。
結論から言うと、わざわざ買う旨味はない気がします。
個人向け国債には、満期まで10年で、預けている間は半年ごとに金利を見直す「変動10年」と、5年間固定金利で預ける「固定5年」があります
平成22年1月15日発行のものを見ると、「変動10年」は、税引後で0・36%。「固定5年」は、0・352%。これでは、ネットの定期預金の金利のほうが、もしかしたらいいかもしれません。
しかも、個人向け国債は、定期預金とちがって引き出せない(換金できない)期間があります。この期間は、「変動10年」で1年間。「変動5年」で2年間。この期間が過ぎても、満期(償還)までに中途換金すると、金利が目減します。
ですから、あえて買わなくてはいけないほど有利とは言えないのです。
ちなみに、国債とは、政府が出している借金の借用書のようなもので、これを誰が買っているかと言えば、その大部分は銀行、郵便局、年金資金、日銀など、政府の目が届く国内投資家が買っています(2008年9月末で)。海外の投資家の持ち分は6・8%。
よく、「国債が売られて暴落する」といいますが、日本では売りに出る海外の投資家が少ないので、すぐに暴落するようなことはないでしょう。そういう面では安心ですが、現実的におトクな金融商品かといえば、そうではないということです。

ドバイ・ショックは他人ごとではないかも…

1ドル84円という急激な円高になりましたが、この背景にあったのは、海の向こうのドバイの王様が大株主だった不動産会社が、危なくなったから。
ドバイといえば、あの神田うのさんが新婚旅行でゴージャスな7ツ星ホテルに泊まったことで有名ですが、とにかく世界中のお金が集まっていてバブリーでした。
ところが、リーマンショック以降、このバブルがはじけ、不動産などはここ2年ほどで10分の1以下に急落しています。
単にそれだけのことなら、バカなアラビアンナイトということなのですが、困ったことに、世界中がドバイに投資をしていました。特に、イギリスをはじめとしたヨーロッパからの投資が多く、ヨーロッパの銀行がメチャメチャに打撃を受けそうだということでユーロが売られ、ドルが売られ、ドバイ投資に出遅れていた日本の円が買われて円高になりました。
さらに、世界中の株価が売られて、暴落しました。
怖いのは、今回のショックの引き金になったドバイの王様の不動産会社が、約5兆円というとてつもなく大きな資産を持った会社だったということ。しかも、持っている不動産が、証券化という手法で何倍にも膨らませて世界中にバラまかれている可能性があること。
これは、はっきり言ってサブプライムローンと同じような構造です。
サブプライムローンでは、金融のテコの原理(レバレッジ)で、1のものをが30くらいにまで膨らませ、これがはじけたので、みんな惨憺たる状況になりました。
もし、このドバイの王様が持っている不動産会社が同じような状況にあるとすれば、150兆円くらいのバブルがはじけるということにもなりかねません。
これで、ドバイに入れ込んでいたイギリスやドイツなどの銀行が打撃を受けるのはかまわないけれど、心配なのはユーロやドルが下落した反動で円が買われ、円高になっていること。そして、今後、実態が明らかになってくるに従って、さらなる円高になる可能性もあること。
今、日本はデフレという大変な状況ですが、ここで急激な円高が来ると、デフレが進んでしまいます。デフレが進んでモノの値段が安くなるだけならいいけれど、デフレが進むと、給料が増えないだけでなく、リストラの嵐が吹き荒れる可能性もあります。
地球上の経済はつながっているので、遠い“月の沙漠”で起きた出来事が、日本の私たちの家計を襲うことにならなければいいのですが、ちょっと心配です。

デフレで借金は、相対的に増えていく?!

政府が、デフレ宣言を出しました。
デフレというのは、モノの価格が下がっていく現象。
モノが安くなるだけならいいのですが、企業の利益が減るので、給料も下がっていきます。それが、デフレの怖さです。
では、デフレの中では、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
デフレで怖いのは、給料が下がるのにローンの返済額が下がらないこと。月10万円の住宅ローンがあったとして、給料が40万円なら給料の25%がローンということになりますが、給料が30万円になると、ローンの比率は33%になります。つまり、デフレの中でローンは、実質的には増えていくということ。
反対に、デフレの中では、現金の価値は上がります。
去年1000円だったものが、今年は900円になるのがデフレ。ということは、去年1000円でモノを買うとそれまでですが、今年、同じものを買うと1000円出せば品物と100円のおつりがくるということ。これは、現金の価値が10%上がったのと同じことです。
デフレと言われる状況の中で一番大切なのは、借金を減らして現金を増やすことです。大変だけど、頑張りましょうね。

「厚生年金基金加入証」は保管しておきましょう。

企業年金について、いろいろとメールをいただきました。
中に、
「退職してから「厚生年金基金加入証」というのが届きました。
もらえるのは、60歳を過ぎてから、、、と書いてあります。
この書類であってますか??」
というメールがありましたが、これ、しっかり取っておきましょうね。もらえるのは、60歳すぎてからなので、無くさないようにしておきましょう。無くしてしまった方の場合でも、勤め先が厚生年金基金に加入していて、本人が勤めていたことがわかれば、もらうことができます。
会社が無くなってしまったという方のぶんも、加入して保険料を払っていたぶんだけは記録に残っているはずなので、もらえると思います。問い合わせてみると、いいかも。

企業年金、もらっていますか?

JALの企業年金が、問題になっています。
JALの場合、標準的な年金額は約25万円と言われていて、厚生年金と合わせたら、軽く月40万円を超えます。ANAの標準的な年金額が約9万円なので、公的援助を受ける企業としては「もらいすぎ」批判が出て当然でしょう。
ただ、それで将来設計をしていた人のことを考えると、複雑です。
企業年金については、実はもらい忘れている人が意外に多いのです。
会社が厚生年金基金に加入していると、将来、企業年金がもらえます。年金基金の受給対象者は、現在400万人ほどいますが、なんとこのうち約3分の1の123万人(3月末時点)がもらっていないのだそうです。
なぜ、こんなにもらっていないかといえば、たぶん、年金基金に加入している企業に勤めていたにもかかわらず、その自覚がないままに会社を辞めた人が多いからでしょう。
厚生年金基金から支給される企業年金は、自分で申請しないともらえません。たとえば、結婚退社で会社を辞めて、そのまんま専業主婦をしているなどという人。すっかりわすれているかもしれません。
企業年金は、25年加入していないともらえない国の年金と違って、1ヶ月でも加入していればもらえます。
まず、自分が働いていた会社が厚生年金基金に加入していたかどうか、チェックしましょう。

がんばれ、亀井大臣!

今、発売中の“週刊文春”で、貸し渋りや貸しはがしにあっている中小零細企業の大変な状況を、3ページほどでルポしています。
銀行は、中小零細企業には冷たい。特に、取材していた中で、特定の大手銀行の名前が頻繁に出てきました。どうも、組織的に貸し渋り、貸し剥がしに走っているようです。
確かに、「雨の日には傘を貸さない」銀行は、公的支援を受けながらどうなのかと思いますが、なぜ銀行が貸し出しできないのかといえば、原因ひとつに、今までの金融行政の誤った指導があったように思います。
黒字なのに、中小零細企業が破綻するケースが増えています。たとえば、利益が100万円あって今まで100万円を銀行に返していた企業があったとします。この企業が、不況で利益が70万円に減ったので、返済を70万円に減らしてもらえないかと銀行に相談に行ったとします。そうすると、利益が出ているにもかわらず、もしかしたらこの企業は危ないのではないかということになって貸し渋りの対象になっていました。なぜなら、企業の返済条件を変更した場合には、不良債権扱いになるというケースが多く、そうなると銀行は、リスクに応じた引当金を積まなくてはならないルールになっているからです。でも、このルールは、普通に考えたらおかしいでしょう。
金融庁は、銀行に不良債権を持たせないことを第一としてきて、少しでも不良債権化しそうな中小零細企業には、金を貸さないというルールで銀行を締めつけてきました。結果、銀行は、公的資金を入れてもらっているにもかかわらず、そのお金を中小零細企業に回さず、国債を買ったり投資に力を入れてきました。
そんな金融行政を、180度変えようとしているのが、亀井金融庁。
亀井大臣の場合、イメージがあまり良くないのと場外乱闘が多いので、そればかり報道されていますが、やろうとしているのは金融の180度の転換。中小零細企業にも、銀行が融資をできるようなルール変更をしていこうということです。
「モラトリアム」という言葉が、あまりにショッキングだったので、大騒ぎになりましたが、本質は今までの金融行政を180度変えて中小零細企業にお金がまわるようにしていこうというもの。
これから年末にかけて、資金繰りに詰まる中小零細企業が増えないように、がんばってもらいたいと思います。

がんばれ、亀井大臣!

今、発売中の“週刊文春”で、貸し渋りや貸しはがしにあっている中小零細企業の大変な状況を、3ページほどでルポしています。
銀行は、中小零細企業には冷たい。特に、取材していた中で、特定の大手銀行の名前が頻繁に出てきました。どうも、組織的に貸し渋り、貸し剥がしに走っているようです。
確かに、「雨の日には傘を貸さない」銀行は、公的支援を受けながらどうなのかと思いますが、なぜ銀行が貸し出しできないのかといえば、原因ひとつに、今までの金融行政の誤った指導があったように思います。
黒字なのに、中小零細企業が破綻するケースが増えています。たとえば、利益が100万円あって今まで100万円を銀行に返していた企業があったとします。この企業が、不況で利益が70万円に減ったので、返済を70万円に減らしてもらえないかと銀行に相談に行ったとします。そうすると、利益が出ているにもかわらず、もしかしたらこの企業は危ないのではないかということになって貸し渋りの対象になっていました。なぜなら、企業の返済条件を変更した場合には、不良債権扱いになるというケースが多く、そうなると銀行は、リスクに応じた引当金を積まなくてはならないルールになっているからです。でも、このルールは、普通に考えたらおかしいでしょう。
金融庁は、銀行に不良債権を持たせないことを第一としてきて、少しでも不良債権化しそうな中小零細企業には、金を貸さないというルールで銀行を締めつけてきました。結果、銀行は、公的資金を入れてもらっているにもかかわらず、そのお金を中小零細企業に回さず、国債を買ったり投資に力を入れてきました。
そんな金融行政を、180度変えようとしているのが、亀井金融庁。
亀井大臣の場合、イメージがあまり良くないのと場外乱闘が多いので、そればかり報道されていますが、やろうとしているのは金融の180度の転換。中小零細企業にも、銀行が融資をできるようなルール変更をしていこうということです。
「モラトリアム」という言葉が、あまりにショッキングだったので、大騒ぎになりましたが、本質は今までの金融行政を180度変えて中小零細企業にお金がまわるようにしていこうというもの。
これから年末にかけて、資金繰りに詰まる中小零細企業が増えないように、がんばってもらいたいと思います。

新刊が出ました!

「医療保険なんていりません!」という本が、洋泉社の新書で出ました。
山のように医療保険に加入している人がいますが、実際には、無駄になっている部分が多いよというのを、わかりやすく書いた本です。
たとえば、若い女性で「ガンが怖い」とガン保険に入っている人がいますが、20代でガンで亡くなる人は、2万4000人に1人。20代だと、ガンで死ぬ人の5倍も自殺で死んでいる人が多いのですから、ガン保険に払う保険料を貯金して、温泉にでも行ってリラックスしたほうが良いのではないかと思うほど!
保険というのは、しょせんは死んだら金をもらえる、入院したら金をもらえるというもの。死んだり入院したりする人は、そんなに多くはありません。
まさに、命と健康を賭けたギャンブルのようなものですから、掛け金はほどほどにしておくべきでしょう。
この本には、あまり入る必要がない保険や、入っても金をドブに捨てることになるかもしれない保険など、いろいろと書いてます。
740円で、そんな高くないので、保険で悩んでいる人は買ってください。絶対、買っても損はさせません!